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入れ歯

インプラントより入れ歯を選ぶ際の判断基準とメリット・デメリット

歯を失ったときの治療法として代表的なのが「インプラント」と「入れ歯」です。どちらを選ぶべきか迷う方も多いのではないでしょうか。費用や治療期間、見た目、使い心地など、検討すべきポイントはさまざまです。特に高齢の方や持病のある方にとっては、インプラントの適応が難しい場合もあります。今回は「インプラントより入れ歯を選ぶべきか?」というテーマで、それぞれのメリットとデメリットを解説します。

1.インプラントより入れ歯を選ぶ判断基準とは?

歯を補う治療方法として「入れ歯」もしくは「インプラント」にするか、患者さんの健康状態やライフスタイル、口腔内の状況によって異なります。ここでは、入れ歯を選ぶ判断基準をまとめます。

①全身に持病のある方

心臓疾患、糖尿病、骨粗鬆症などの持病がある方は、外科手術が必要なインプラントが難しい場合があります。術後の回復に影響が出る可能性があるため、リスクを避ける目的で入れ歯を検討されることがあります。

②顎の骨が少ない場合

インプラントは顎の骨に人工の歯根を埋め込む治療法です。そのため、顎の骨が薄い・少ない場合には埋入が難しいケースもあります。その場合は、歯科医師による診断で、入れ歯を検討することがあります。

③治療期間を短くしたい方

インプラントは治療に数ヶ月を要する場合がありますが、入れ歯は比較的短期間で作成でき、早期に歯をいれたい方には検討される場合もあります。

④費用面を重視したい方

入れ歯は保険診療が適用される場合が多く、費用面についても検討しやすい治療法です。

⑤手術に抵抗がある方

外科的処置に不安を感じる方、年齢や体力の問題で手術が難しい方は、手術を伴わない入れ歯が選択肢となることがあります。

無理にインプラント治療を選択せず、生活背景や健康状態をふまえたうえで、ご自身に合った治療法を歯科医師と一緒に考えていくことが大切です。

 
 

2.入れ歯のメリット・デメリット

入れ歯は、取り外し可能な補綴治療です。治療期間が比較的短く、費用の面でも、検討されることのある治療法です。

<メリット>

①治療期間が短い

型取りから完成までが比較的スムーズで、早い段階で見た目や咬む機能を回復しやすいのが特徴です。

②外科手術が不要

外科的処置を伴わないため、身体への負担が比較的少なく、年齢や持病のある方に検討されることがあります。

③保険適用で治療できる可能性がある

保険適用で作成できる場合があり、経済的な負担を軽減できる場合もあります。

④取り外して清掃できる

取り外して洗えるため、日々のお手入れがしやすく、清潔を保ちやすいというメリットもあります。

<デメリット>

①見た目が人工的になることも

保険診療の入れ歯は素材や設計に制限があるため、天然歯と比べてやや人工的な印象になることがあります。

②噛む力が弱く感じる方もいる

装着の安定性に限界があるため、自分の歯に比べ噛む力が弱いと感じる方もいます。

③顎の骨が徐々に痩せてくることも

歯根がなく刺激が伝わらないため、長期的には顎の骨が少しずつ痩せてしまい、入れ歯が合わなくなるケースもあります。

このように、入れ歯は身体への負担が少なく、様々な状況に対応しやすい治療法のひとつです。ただし機能面や見た目における制限もあるため、希望や生活環境に合わせて、無理のない方法を選びましょう。

 
 

3.インプラントのメリットとデメリット

インプラントは、人工歯根を顎の骨に埋め込むことで天然歯のような見た目と機能を目指す治療法です。見た目の自然さとしっかり噛めることから、幅広い年齢層に検討されることがあります。

<メリット>

①見た目に配慮した設計

顎の骨に固定されているため、人工歯が歯ぐきから出て見え、周囲の歯ともなじみやすい見た目に配慮された設計です。

②噛む機能を支える

骨と直接結合する構造のため、食事時の安定感が高く、硬い食材でもしっかりと噛むことが期待できます。

③他の歯に負担をかけにくい

インプラントは両隣の歯を削る必要がないため、残っている健康な歯を守ることができるでしょう。

<デメリット>

①外科手術が必要

顎の骨に人工歯根を埋め込むため、局所麻酔を伴う外科的処置が必要になります。顎の骨が少ない方、持病のある方には適応されないケースもあります。

②時間をかけておこなう治療

骨との結合を待つため、治療完了までに3~6ヶ月以上かかることがあり、すぐに歯を入れることが難しい場合があります。

③メンテナンスが重要

インプラント周囲炎(インプラント周囲の炎症)を防ぐために、丁寧なセルフケアと定期的な歯科検診が欠かせません。

インプラントは審美面と咀嚼機能の回復に配慮されている設計ですが、手術を伴うため、全身の健康状態や生活習慣をふまえた判断が必要です。

 

4. 大阪市鶴見区の歯医者 みどり歯科の訪問診療でできる入れ歯治療

入れ歯の調整や新しい入れ歯の作製が必要だと感じていても、通院が困難でお悩みの方には、訪問歯科診療をご利用いただくことができます。
訪問診療で対応できる入れ歯治療は幅広く、調整はもちろん、新しい入れ歯作製のための型取りもご自宅で対応します。
また、入れ歯が破損した場合の修理や日常のメンテナンスも訪問診療でサポートしているため、通院が難しい方でも通院と同レベルの治療を受診することが望めます。

《みどり歯科の訪問診療》

➀訪問診療・送迎に要する交通費無料

みどり歯科では訪問歯科診療に加え、医院までの送迎も行っております。
いずれの場合も診療に要する交通費はいただいておりません。
お電話1本ですぐにお伺いできるよう心がけておりますのでお気軽にご相談ください。

②充実した訪問機材

訪問先でも可能な限り同レベルの治療を施せるように機材を取り揃えています。

訪問診療は、入れ歯に関するお悩みを抱えながらも通院が困難な方にとって、大きな助けとなる方法です。
みどり歯科では、通院が難しい方にも訪問診療を通じて丁寧な入れ歯治療を提供し、より良い口腔環境を提供することを目標としております。
大阪市鶴見区や城東区関目で入れ歯治療・訪問歯科診療を検討されている方はみどり歯科までご連絡ください。
 

まとめ

インプラントと入れ歯にはそれぞれ特徴がありますが、持病のある方や治療にかかる期間を抑えたい方にとっては、身体への負担が少ないことから、入れ歯が選択肢となることも少なくありません。無理のない治療法で口腔内の機能を回復を目指したいという方は、入れ歯という選択肢も視野に入れて、歯科医師と相談してみてはいかがでしょうか。

大阪市鶴見区周辺で入れ歯治療や訪問歯科診療についてお悩みの方は、みどり歯科までお問い合わせください。

 

訪問可能エリア
当院より半径16キロ以内が訪問可能エリアとなります。
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まずはお気軽にお電話にてご相談ください。
 

監修:みどり歯科
院長 金城 瞬(きんじょう しゅん)
経歴
平成17年 大阪歯科大学卒業
平成18年 大阪市内の4つの歯科医院で歯科統括責任者
令和6年 みどり歯科 開業

学会・所属団体
大阪府歯科医師会
日本歯科医師会
​鶴見区歯科医師会
日本糖尿病協会
​日本訪問歯科協会

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